カメラマンの憂鬱
前回のつづき。
保護者会の一員が、楽器の繰り出しのために外に出たところから始まります。
ここから演奏終了まではいつものように写真はありません。
観客として何校か聴いた感想としては、まずグラントワのホールは音の響きがとても良く、バンドのサウンドが上手に聴こえることが一番の印象です。
私も楽器繰り出し隊の一員として参加しましたが、ステージとステージ袖とはぶ厚いドアで完全に遮断されていて、肝心の出雲一中の演奏が実際どうだったかはよく分かりません。
私たちはステージ袖の暗黒の中、小さなモニター画面をじっと見つめながら、規定の演奏時間である12分間をそこで過ごしました。祈るような気持ちで。
コンクール本番直前のときにいつも私が思うのは、とにかく何事もなく無事に演奏を終えてほしいってこと。これにつきます。他の保護者の皆さんがどう思っているのかは置いといて、絶対金賞!などの応援の言葉はこの時、私の心の中には生まれてはこないのです。
出雲一中吹奏楽部は、
1.課題曲Ⅲ(インテルメッツォ)
2.「スペイン狂詩曲」より 祭り
を演奏しました。
後から即売CDを聴きました。
素晴らしかった。
もうその一言しか言えません。
記念撮影に向かいましょう。
ご存知の方もおられると思います。
吹奏楽コンクールでは、演奏終了となってからすぐに、映像会社による記念撮影が行われます。
プロカメラマンと機材のさらに後ろ側から、うちのIさんが撮影した苦労を感じる一枚となっております。
表彰式は翌日の午後です。
本日の予定は終了しました。
一中に帰りましょう。
保護者の皆さんに感謝のごあいさつをしてから・・・
さてさて、帰りますよ~(スタスタスタ・・・)
(次回につづく)