そんなこんなで、タイガースのアルバムの中で、こりもマストな1枚だね。そりは「タイガース・アゲイン」だよ。1970年9月15日発売のアルバムだよ。内容は、68~70年にリリースさりたシングルでアルバム未収録の楽曲を収めた企画物ね。7枚のシングルから12曲だよ。その内、2枚は現在、未所持だよ。
まっ、7枚だから、14曲だけど「ラヴ・ラヴ・ラヴ」の片面は、実質的にソロ名義なのでオミットは判るけど「シー・シー・シー」のB面の「白夜の騎士」が抜けているのが名曲なだけに残念だよね。まっ、曲調は他のシングル曲とはかなり異なるからかな。そりともメーカー的にLPは12曲までって決まりでもあったのかしらん。
しかして、このアルバムを改めて聴くとタイガースはチャレンジャーだったね。楽曲やアレンジなど常に時代を意識していたよね。アルバムのスタートは、ビージーズのバリーとモーリスがタイガースのために書き下ろした「スマイル・フォー・ミー」だよ。こりがビージーズ・スタンダードな美しいバラードだよ。
2曲目の「美しき愛の掟」は明らかにクリームの「ホワイト・ルーム」を意識したハード・ロックだよ。リード・ギターのヘヴィなリフがカッチ良いね。3曲目の「シー・シー・シー」は本作に収められている唯一の68年リリースの作品だよ。何となくデイヴ・ディー・グループの「キサナドゥの伝説」に雰囲気は似ているね。
4曲目の「風は知らない」は「美しき愛の掟」のB面で、当時、流行っていたガレッジ・フォーク風アコースティック・ナンバーで、楽曲的には、超名曲だよ。して、トッポが参加した最後の音源だよ。トッポのコーラスが心なしか淋しいね。んで、このシングルはトッポの脱走直後のリリースだったので、写真の手当てが間に合わなかったのか、前々作の「廃墟の鳩」のジャケットのメンバー写真を流用しているね。して、後ろの横顔の4人の中でトッポの顔が殆ど消されているのが象徴的だね。
A面ラストの「淋しい雨」は「スマイル・フォー・ミー」のB面でモーリス兄弟の書き下ろしではなく作者はR.Bondとなっている。誰かは不明だけど、軽快なロック・ナンバーで、なかなかの佳曲なのよね。
んで、B面の頭は「素晴らしい旅行」で、ギターのリフが
ビーちゃんの「ペイパー・バック・ライター」や「アイ・フィール・ファイン」を連想させて楽しいね。んで、2曲目は、そのB面曲の「散りゆく
青春」だよ。ハープシコードがメインに起用され、曲のメロディも併せて、まるでキンクスの泣きのバラード「ヴィレッジ・グリーン」なんだよね。なので名曲だよ。
次の「怒りの鐘を鳴らせ」は「都会」のB面なんだけどもB面にしとくのは勿体ない程のチャレンジ精神豊富なアート・ロックな作品だよ。4曲目の「はだしで」はイントロがザ・バンドの「ザ・ウェイト」を思わせるフォーク曲だよ。
手繩毛で、このアルバムは、只の寄せ集めではなくタイガースのバンドとしての進化や同時代の日本の音楽シーンが伺えて、非常に存在価値のある作品なんだよね。ジャケットのセンスも良いしね、、、\(^_^)/
Heart of Glass-1979
20歳、友人たちと3人で成人式を抜け出して山道をドライブ中に古い溝に落ちる。来た道を1時間半歩いて民家にHELP!快くトラクターで救出して下さったNOZAKI様に感謝。 いざ前進すること1分少々で民家多数発見! 何故引き返したか?言いだした藤岡が悪い!彼はHeart of steel だ。 その時流れていた曲でした。 車輪の脱線に関係なく、一度聴いたら忘れられない印象的なインパクトの曲でした。
call meはとても有名ですね。
The Tide Is High(夢見るNo.1)
現在のデボラ・ハリー
おばあちゃんになっても美しいハリーですね。そして上品…。