zzz たしかな野党が必要です
23日は刀狩り。
勿論、いつもの長浦港 こなや丸。
本来ならこの日は子猿の幼稚園の運動会。
しかし予報がねぇ・・・
釣行前日の夕方に嫁さんからLINE。
『運動会が翌日に順延・・・』
さぁ、大変だ! (何がじゃ?)
23日は大荒れの予報。
速攻で船宿に予約の電話。
『こちょさんで18人です』
あら、そんなにキチガイがいるのね。
それから札を取りに船宿に。
札は出ていたが1番は無かったね。
『あー、あの人だわ』
買い出ししてから帰宅。
準備を済ませてから、何か色々としていたら1時半になってた。
大急ぎでベッドに・・・
2時間ほど寝て覚醒!
着替えてから船宿に向かう。
いるわいるわ、キチガイ達が・・・
嫁さん 『アンタが先陣を切ってるでしょ!』
まぁよいではないか・・・
5時には長浦港でタックル準備。
すると・・・
『こちょさん?』
ん?
あ~っ!
声を掛けてくれたのは、なんと刀狩りの達人Mさん。
渋チンの時でもポツポツと悪党を掛ける技術も、そして温厚な人柄もリスペクト出来る方。
もしかして刀狩りに参戦?
オイラの頭の中は戦闘モードでパンパン!
ヨーシ、達人に6回目の挑戦じゃあ!
しかし・・・
達人 『今日はアジ船なんですよ・・・』
こちょ 『・・・・・・・』
一気にテンション↓↓↓
達人 『今日は午後から用事があるんですよ』
こちょ 『用事をキャンセルしましょう』
しかし『頑張って下さいね!』と言ってアジ船に乗り込んで行ったね。
直後に・・・
『あれぇ、こちょさん!』
やはり1番札はF爺だったのね。
さぁ、どうするか。
全員で19人。
片舷9~10人。
波の高さは3mのち4m
間違いなく後ろが良さそうだ。
でもラインをぶん流す人間もいそうだしなぁ・・・
揺れるのを承知でいつもの場所に行くか・・・
恐らくお立ち台には誰も上がらないはず。
実質的に1番前になるはずだ。
乗船開始。
F爺はいつもの左舷大艫に。
オイラは右舷段下にロッドを挿した。
予想通り後ろから埋まっていくね。
しかし、若い男性2人組がお立ち台と、そのすぐ下に入って来た。
(所作からしてそんなに慣れてる感じではなさそうだ)
お立ち台とオイラの間に来られると狭っ苦しいんだよなぁ。
ってよか、この日の荒れ具合からして、そこでは刀狩りは出来ないはず。
するとお立ち台に上がる → 気持ち悪くなる → もんじゃ散布 → もんじゃ被弾・・・
これは不味いかな。
左舷を見るとお立ち台と段下が空いてる。
微妙に左舷側が少ない感じもあったので、親方の了解を貰ってから左舷に引っ越した。
ここなら自分が注意していれば事故は無さそうだし。
定刻前にこなや丸出船。
予報通り海は荒れ荒れ。
左舷の後部のベンチで爆睡zzz
7:00
ポイント到着。
水深45mラインから刀狩り開始。
反応は25~30m
しかし海が荒れているからか、悪党ヅラからの挨拶は無し。
船中で本命が上がったのは、3流し目くらいだったかな。
8:00
ここで親方から驚愕のアナウンス!
『今サワラが上がりました!』
な、なに!
サワラだとぉ~!
右舷の後ろで上がったその魚は、オイラにとって好きな刺身トップ3に入るのよ。
親方からのアナウンスを基にレンジを叩きまくる!
すると隣のオッサンのロッドが絞りこまれた。
どう見ても悪党ではない。
海がゴチャゴチャなので親方は出られない。
親方 『誰か協力してあげて!』
誰もいなさそうだ。
仕方ないのでジグを回収してタモを持つ。
オッサンのロッドは完全にのされて、ドラグは出っ放し。
艫側に走ること走ること。
これはヤバいんじゃないのかなぁ・・・
それでもやっとこさ引っ張り上げたサワラをタモりましたわ。
タモった瞬間からオッサンは超大謝り。
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
PEを3本も絡め取ってたからね。
サワラをタモから出してオッサンとお祭り解除。
ここでも謝り続けるオッサンがお祭りと格闘するのは当たり前なんだけど、PEを絡め取られているオヤジ2人と若僧の3人はボケっとしてるし。
お前らが来てやるんだよ!
何でオイラがやってるんだよ???
8
15
この時点で良型のサワラが2本。
ちょいと期待出来そうだね。
隣を見ると・・・
タモに絡み付いてしまったフックを外すオッサン。
足元にはオイラがタモったサワラが放置・・・
それもそのはず、このオッサンが持参していたクーラーは20L以下のちっぽけサイズ。
サワラを折り曲げても収納出来ないくらいに小さい。
それで美味しく持って帰れるのかねぇ・・・
あ~あ、こんなオッサンに釣られちゃうんだもんなぁ。
やってらんねーわ・・・
8:30
流し直して戦闘再開。
あの魚を見てしまったので、悪党ヅラのことは何処へやら。
どうしてもブルーランナー狩りに身体が動く。
『どうぞ! 25~30m』
『サワラっぽい反応が出て来ました』
レンジ下限から10mまでを叩く。
ゴツッ!
食わせた!
ロッドを起こしてフッキング。
ロッドがガンガン叩かれる!
ブルーランナーだ。
キュルキュル!
キュルキュルキュルキュル!
瞬時に30mまで潜ったが、そこから慎重に20mまで引っ張り上げる。
キュルキュルキュルキュル・・・
ブツッ・・・
痛恨のブレーク。
親方に『フックを確認してみて』と言われジグを回収したら、なんとメインフックが無くなっていた。
4号のスプリットリングを破壊されていた・・・
今までスロージギングでワラサやヒラマサを獲ったことがあるが、スプリットリングは4号だったけどなぁ。
おっかしいなぁ・・・
ドラグをちょいと締め過ぎていたのかなぁ・・・
9:00
ポイント移動中。
さすがに波の高さ4mは無いが、なかなかの荒れっぷりであるね。
船中でサワラのアタリが無くなって来たので、刀狩りに集中。
ゴツゴツッ!
ようやく来たね。
9:30
脇差しサイズながらホゲ脱出。
ジグは・・・
言わなくても分かるよね。
ここ1年間は、このジグのこのカラーしか使っていないし。
プライヤーでエラをひっこ抜きながらジグを投下。
直ぐにバイト!
バラしたけど・・・
親方 『あれ? 今食った?』
しっかり見られているし。
ここで親方がマイクで・・・
『どんどん巻いて~!』
ロッドを大きく曲げているのは、おっさんの隣の隣に立っているオヤジ。
今度は誰かが動くだろ・・・
誰も動かないんかい!
チャンスタイムなのに、再度タモを掴んでオヤジのサポートに向かう。
『あと何m?』
『15mですかね・・・』
まぁた走られてるし・・・
テバテバやらんかい!
『あと何mよ?』
『あと10mです』
再度水面を見てビックリ!
上がってるじゃねーか!
速攻でネットイン。
アンタ何処を見て10mとか言ってんだよ?
このオヤジも凄かったねぇ。
サルカンでPEとリーダーの結束をしてるし。
ラインシステムも組めないのにジギング船に乗るのはどうかと思うけどね。
『コレってトラブルの元になるよ』
『ちゃんと組める様にならないとダメでしょ?』
頷くだけのオヤジ。
最初のオッサンのお祭り騒ぎの時に、このサルカンにも掛かってたし。
分かってねーな、コイツ。
あ~あ、こんなオヤジに釣られちゃうんだもんなぁ。
やってらんねーわ・・・
でもさっきもタモ入れ後に食わせたし、また来るかも知れない。
『あとはテメーでやれや!』
タモ入れの礼も言えないしょーもないオヤジにタモを投げ付けて釣り座に戻って戦闘再開。
40m下から10mまでを叩きまくる。
親方 『サワラっぽい反応がありますね』
チャンス到来!
ジグをガンガン泳がせる。
ゴツッ!
食わせた!
ロッドを起こしてフッキング。
キュルキュル!
キュルキュルキュルキュル!
サワラだ!
キュルキュルキュルキュル!
キュルキュルキュルキュル!
親方 『ドラグはOK?』
先程ブレークしたので、ドラグはちょいと緩めておいたのよ。
キュルキュルキュルキュル!
キュルキュルキュルキュル!
しかし、オッサンやオヤジみたいに他の人を巻き込んだら元も子もない。
ドラグを出されながらも強引に間合いを詰める。
となりのオッサン 『タモ入れしましょうか?』
当然ここはサポート要請。
数秒後、水面直下まで上がって来たのは、見た感じ3キロ強のサワラ!
ここで気付いた。
このオッサン、テンパってる・・・
尻尾からタモろうとしているし・・・
こちょ 『違う! 頭から掬うんですよ!』
オッサン何を勘違いしたのか分からんけど、オイラの背後を通ってミヨシ側に移動してタモを下ろそうとしてるし・・・
『違うよ! その頭(ミヨシ)じゃなくて魚を頭から掬うんですよ!』
ミヨシ側からだとタモが届かんだろが!
完全にパニックになってるオッサン。
どうやらタモ入れしたことが無さそうだ。
嫁さんの大好物を足元まで寄せてるんだからしっかり頼むよ。
時化なので操舵室から出られない親方も、モタモタしているオッサンに気付いたのかマイクで指示を飛ばす。
半分怒鳴っていたかも知れない。
これでパニックに拍車が掛かってしまったオッサン。
ようやく頭からタモ入れしようとしたが、今度は突っ込みが浅かったので、アシストフックがタモの縁に掛かりそうに・・・
『ダメでしょ! 奥まで入る様にして下さいよ!』
マイクでもガンガン言われ、オイラにもヤイヤイ言われて完全に舞い上がってしまったオッサン。
ドカドカドカドカ!
ここで親方登場。
オッサンからタモを取り上げて、取り込み準備。
しかし、タモ入れコンマ数秒前、サワラが頭を振った拍子に・・・
ポロッ・・・
無念のフックアウト・・・
嫁さんの大好物が逃亡・・・
やってしまったわ。
ガックリと操舵室に戻る親方。
せっかくのご馳走に逃げられて呆然とするオイラ。
そしてオッサンはエンドレステープになってしまった。
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
『ごめんなさい!』
『本当にごめんなさい!』
謝らなくていいから、サワラを返してくれよ・・・
・・・って言いながら、オッサンに対しては腹を立ててはいないのだけどね。
完全にオイラの判断ミスである。
オッサンでは対応が困難であることに気付いて、もっと早く親方にSOSを出すか、自分でタモ入れも行なえば良かったんだよね。
それにしても痛過ぎる。
呆然としていたら・・・
『本当にごめんなさい!』
『また掛けるからいいですよ』
しかし・・・
『もうタモは持ちません・・・』
どこまで凹んでいるんだろ?
凹みたいのはコッチなのにね。
『まぁ、そう言わずに・・・』
なんでオイラが気を遣わなくてはいけないのじゃ?
オッサンがポツリと呟いた。
『恩を仇で返してしまいました・・・』
個人的にはね、タモ入れしたことを【恩を売った】なんて思ってはいない。
誰かがやらなければいけないことだし。
お互いさまだし。
でもそう言われたので、今回の報告書のサブタイトルにしたのよ。
他にネタも無かったしね。
気を取り直して刀狩りの続きをしましょうね。
11:00
水深 40mライン、反応は25~30m
獲ったと言えば獲ったんだけど、なんかちっこいのー。
11:20
海は荒れ荒れ。
釣果はベタ凪。
悪党ヅラからの挨拶が無くなってしまったよ・・・
13:30
水深 65mラインを叩くもノーバイト・・・
13:45
向こうに見えるのは潜水艦。
ちょいと潜って悪党ヅラに、ジグにバイトする様に伝えて来てくれないかなぁ。
14:00
殆んど何も出来ないまま終了。
この日の釣果!
タチウオ3本・・・
サワラが1本入っていれば賑やかになるんだけどなぁ・・・
またリベンジしないといかんよなぁ。
それにしても・・・
あの4号のスプリットリングを破壊して行った魚は何だったのかしら?
何の魚であっても姿は見たかったな。
ちょいとフックシステムの見直しを考えてみようかな。
NYCでzzzが流行っているらしいが
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